誰かの記憶からログアウト
わたしの中に
言葉が こぼれて
指先でそっと すくってみても
すぐに隙間から にじんでいく
眠っていたはずの まぶたの裏に
あの日の音が まだ 踊ってる
だれかが鳴らした ピアノの音が
わたしの足を やさしく動かす
たった一歩
それだけで 世界は広がって
二歩めには 涙がこぼれた
笑っていたよね
あのとき 本当に笑っていたんだ
まるで 風になったみたいに
でも
風はふれられない
ふれようとした途端に 消えてしまう
だから わたしも
ふれるだけで いいの
この世界に
わたしの中に
言葉が こぼれて
指先でそっと すくってみても
すぐに隙間から にじんでいく
眠っていたはずの まぶたの裏に
あの日の音が まだ 踊ってる
だれかが鳴らした ピアノの音が
わたしの足を やさしく動かす
たった一歩
それだけで 世界は広がって
二歩めには 涙がこぼれた
笑っていたよね
あのとき 本当に笑っていたんだ
まるで 風になったみたいに
でも
風はふれられない
ふれようとした途端に 消えてしまう
だから わたしも
ふれるだけで いいの
この世界に
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