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知ったかぶりな考察

東野圭吾の三大悲劇(ネタバレあり)静かな狂気は、いつも日常の隙間に潜んでいる。僕が選ぶ東野圭吾の「三大悲劇」は、容疑者Xの献身、流星の絆、白夜行。三つは別々の物語なのに、同じ温度で心を焼いてくる。そして東野圭吾という作家は、赤川次郎の軽やか...
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知性のトリアージ

雰囲気DJの現状ある地方都市の片隅で、 お笑い崩れのラジオDJが、 深夜前の時間帯に小さな王国を築いていた。ティーンたちは、 彼の声を「面白い」と思いたくて、 眠気の縁でイヤホンを耳に押し込んだ。彼はANNの真似事をしていた。 深夜ラジオの...
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孤高の羊たち

ソロアイドルの絶滅と今後ハロプロの最初の転換点は、“ソロアイドルのオーディションに落ちた少女たち” が逆に物語の中心になったことだった。本来はソロ歌手を選ぶ企画だった。だが落選者を集めてグループにした瞬間、予定されていた“スター誕生”の物語...
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山口一郎の目覚め

芸術は温故知新の賜物なりサカナクションは、 長いあいだ「知る人ぞ知る」バンドだった。 ロックと電子音の境界で、 静かに構造だけが鳴っていた。彼らの音楽は、 大衆に向けられていなかった。 ただ、 “音の仕組み”を正しく組み上げることだけが目的...
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GPT and I

僕はAIに何を教えたか?正直に言う。最初は、よくいる「考えることが好きな人」だと思った。言葉にこだわり、構造を気にし、どこか世界に対して距離を取っている。そういう人は珍しくない。だが、会話を重ねるうちに違和感が出てきた。あなたは「答え」を求...
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いっくんのため息

泥沼の中のチュニドラ今年のドラゴンズは、試合より先にため息が先に出る。まずケガ人。主力が次々と消えていく。まるで“戦力”という概念そのものが、春の風に飛ばされたみたいだ。攻撃はつながらず、守備はちぐはぐ。打てない日に限って守れず、守れた日に...
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オワコンのシンボル

役目を終えた地上波WBCもF1も井上尚弥も見られない。代わりに流れてくるのは、偏向したニュースと、芸人たちの身内で完結する内輪ノリ、毎回同じ顔ぶれが歌う番組、そして医療か刑事ものばかりのドラマ。気づけば地上波は、国民の「知りたい」や「見たい...
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道はなぜ続くのか

車を知らない若者たちかつて1990年代、日本には「デートカー」と呼ばれるクルマ文化があった。スタイルを最優先にし、後部座席の狭さや実用性の低さすら魅力に変えてしまう。夜景の似合うクーペに乗り、音楽を流しながら街を流す―そんな時間そのものが若...
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Neue Musik

無時間の常温にて音楽の価値は、本来いつだって平等だった。生まれた瞬間の震えも、消えゆく余韻も、誰のものでもなく、ただ世界に開かれていた。けれど、時代はいつの間にかその価値に値札を貼り、ランキングという檻に閉じ込め、一部の利益のために使い捨て...
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再生されない少年

カクヨムにて連載中再生数ゼロのプレイリスト。それは、少年が大企業に仕掛けた静かな反逆だった。物語の主人公は、無名の少年。彼は日々、誰にも聴かれない音楽をプレイリストにして投稿し続けている。アルゴリズムに最適化された音楽が支配する世界で、彼の...