継続は力なり
初めて彼らを
いかすバンド天国 で見た時、
正直イロモノ系のバンドだと思っていた。
見た目のインパクトが強すぎたからだ。
でも、演奏が始まった瞬間、
その印象は一気に吹き飛んだ。
「何だ、この音は?」
重く、分厚いサウンド。
異様なまでの演奏力。
そして、どこか不気味で妖しい空気。
ただの色物ではなかった。
むしろ本物だった。
ただ、時代は残酷だ。
番組の終了とともに、
バンドブームそのものが消えていった。
そして彼らもまた、
表舞台から姿を消していく。
それでも解散しなかった。
売れなくても。
忘れられても。
ライブハウスを回り続けた。
地下を這うように、
30年間、演奏を続けた。
そして去年。
まさかの大ブレイク。
あの頃、誰が想像できただろう。
長い沈黙を越えて、
再び脚光を浴びる未来を。
ましてや、
カムデン で演奏する日が来るなんて。
本人たちですら、
想像していなかったかもしれない。


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