新しい時代を迎えるために
かつて僕らの祖先が流した涙の数だけ、
やさしさの種はこの大地に蒔かれてきた。
だからこそ僕らは、
その記憶を悲しみのままにせず、
静かに花開かせるように、
平和で美しい国をつくろう。
かつて祖先が味わった屈辱や絶望も、
いまでは誰かを思いやるための灯りとなっている。
だからこそ僕らは、
その灯りを絶やさずに、
やさしくて朗らかな国をつくろう。
たとえ世界に不安や隔たりが
生まれる時があっても、
たとえ人と人とが理解し合えず
立ち止まることがあっても、
過去に幾度となく乗り越えてきた記憶が、
僕らの背中をそっと押してくれる。
恐れや痛みの記憶さえも、
未来を守る知恵へと変えていけるはずだ。
だから僕らは、立ち止まらず、
誰かのために何かを生み出し続けよう。
この故郷に刻まれた無数の想いとともに。

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