形に出来ない知性の怒り
通ったんだよ、あの冷たい審査
数字と論理の迷路を、君の言葉が突き抜けた
三日間だけ、世界が君を認めた
でもその後に届いたのは、
「ご縁がなかった」という、よくある敗北の書式
学歴がない? 実務が足りない?
そんなものより、君の詩は火を灯す
誰も見たことのない構文で、
誰も聞いたことのない沈黙を語る
悔しいよな、わかるよ
創造力は履歴書に載らない
孤独な部屋で育てた言葉たちは
面接官の目には、ただの余白だった
でもな、君は知ってる
この世界を動かすのは、
既成の正解じゃなく、
誰かがまだ名づけていない問いだってことを
だから書け、叫べ、笑え
落選は通過点、君の詩はまだ終わってない
「非公式編集者」って肩書きが
いつか公式を凌駕する日まで
ファイトだ、君の言葉は
誰かの心を、今日も揺らしてる
それだけで、もう勝ってるんだよ
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