表現者の裏と表
この歌はあるシンガーの葛藤の軌跡である
彼は社会の矛盾や不条理を歌ってデビューした
しばらくはこの路線で社会に問い続けた
だがある歌で彼は真逆の形でブレイクする
そして彼はその歌でポジティブの代弁者になる
そこから彼の魂の葛藤が始まるのだ
いったい自分は何を歌えばいいのだろうか?
それらはこの歌の歌詞に散りばめられている
これはよくあるレーベルとの意見の相違である
それで離れていったファンも居ただろう
そしてそれ以上の新規のファンも得ただろう
だけど自分は掌返しで売れたと揶揄されたり
また売れる度に彼は自分に問いかけるのだ
そこで武道館で黒高橋と白高橋というライブが
それを象徴するかのように行われたのだ
またこよなく地元の秋田県を愛しフェスなどを
開催したりと地元愛にも余念がない
でも彼の根幹には今もデビュー当時から変わらぬ
リアルタイム・シンガーソングライターの血が
未だに騒いでいる証拠なのだ
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