ポエム 窓際の君に捧ぐ 初夏のきらめきの中で六月の風は、制服の袖を揺らしながら、どこか遠くへ連れていこうとする。放課後の帰り道、私はいつもの病院の前で足を止めた。ガラス越しに見える青年は、今日も窓際で本を読んでいる。年齢は二十代前半くらい。病室の白に溶けてしまいそ... 2026.02.07 ポエム