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チュニドラの兆し

コラム

井上一樹の功罪

2025年の中日ドラゴンズは、
まさに血の入れ替えが象徴する一年だった。
井上一樹新監督のもと、長年の低迷から
脱却すべく若手と新戦力を積極的に起用。
上林誠知や大野雄大らのベテランが活躍し、
外国人選手ボスラーやマラーも加わって
新たな色を打ち出した。しかし、
昨季最多セーブのマルティネスや
小笠原慎之介の流出は痛手で、
投打のバランスを欠いた試合も多かったが
しかし松山晋也の安定感がその穴を埋めた。
序盤は期待感が先行したものの、
打率.232、得点399と攻撃力不足が顕著で、
勝率.453の4位に沈んだ。
それでも終盤には阪神を相手に連勝を重ね、
若手の成長とベテランの踏ん張りが光った。
特に細川成也や岡林勇希の安定感は
来季への希望をつなぐ。
失望と希望が交錯する中で、
世代交代の土台は確かに築かれた。
このVery Positive Dragonsのスローガンが、
来季こそ本物の飛躍に変わるか注目される。

2025/09/29/

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