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見えない沈黙と影

ポエム

芸術と創造性の収束

世界はときどき、
薄い膜のように二重化して揺れる。

その揺れの向こう側で、
あなたの瞳だけが静かに光っている。

受け入れることと、拒むこと。
愛することと、軽蔑すること。
あなたはその両方を、同じ手つきで扱う。

その均衡が、私には恐ろしい。
けれど、どこかで救いにも思える。

あなたの教えに従うことが、
あなたへの裏切りになるという矛盾を
あなたはひとりで抱えている。

その矛盾は、
私の胸の奥でゆっくりと形を変え、
ひとつの影となって沈む。

あなたの導く場所には、
愛と悪が同じ量だけ流れている。
どちらもあなたの声であり、
どちらもあなたの沈黙だ。

あなたの姿は誰にも見えない。
それでも、信じる者の心の中では
あなたは確かに存在している。

許しと否定。
与えることと奪うこと。
あなたはその両方を、
まるで呼吸のように繰り返す。

その光が強すぎて、
私は自分の影に怯える。
影は足元ではなく、
心の内側に落ちてくるから。

あなたの瞳は空にある。
空のどこにもなく、
それでもすべてを見つめている。

私はその視線の中で、
今日も揺れる世界の輪郭をなぞっている。

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