反映待ちの長い夜
スパムがまた、這い出してきた。
「この広告、誰が喜ぶんだ?」
と問いかける暇もなく、
フロアプライスをそっと引き上げる。
まるで地下水位を調整するように、
静かに、しかし確実に。
GAMの迷宮は今日も深い。
タグを打ったはずなのに、反映は遅れ、
ダッシュボードは沈黙を守る。
まるで「お前の焦りなど知らぬ」
と言わんばかりに。
キーボードの音だけが、
この部屋の“呼吸”を作っている。
指先は冷静を装いながら、
内心では「早く反映しろよ」と叫んでいる。
広告枠は空白のまま、
スパムの亡霊がちらつくたびに、
「これは僕の場じゃない」と思いながらも、
まだ諦めきれずに、再設定を繰り返す。
GAMよ、
君はなぜ、こんなにも“待ち”を要求するのか。
技術の迷宮に文化の呼吸を混ぜ込んで、
僕を試しているのか、それともただの仕様か。
でも僕は知っている。
この“ヤキモキ”の中にこそ、
構造の揺れがあることを。
そしてその揺れが、やがて波になることを。

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