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サバシスターの成長と現状

ポエム

体育会系ガールズバンドの未来

サバシスターは今日も走っている。
息が上がるほど、声が枯れるほど、
まるで部活帰りの女子たちが
そのままステージに飛び込んだみたいに。

ベースのいない三人組。
足りないものを、勢いで埋める。
欠けた形のまま前に進むその姿が、
どうしようもなく愛おしい。

ギターは低域まで踏み込み、
ドラムは跳ねるように暴れ、
ボーカルは息を切らしながら叫ぶ。
音楽というより、運動に近い。
汗の匂いが、曲の端っこにまで染みている。

ハイスタの事務所に入ったことで、
彼女たちの物語は“ライブで鍛える物語”になった。
転んでも、空回りしても、
その全部が成長の途中だと知っているから、
またステージに立つ。

ポニーキャニオンという大きな器に入り、
粗削りのまま全国へ広がっていく。
整いすぎない危うさが、
彼女たちの魅力をさらに際立たせる。

そしてこの夏、勝負曲を手にした。
CMの光の中で、
体育会系の汗とガールズバンドの無邪気さが
ひとつの音に溶けていく。

サバシスターは今日も走っている。
空回りしながら、確実に強くなる。
未完成のまま、未来をこじ開けていく。

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